アマゾンジャパン 20年目の破壊と創造Photo:iStock/gettyimages

 米ネット通販最大手のアマゾン・ドット・コムの日本における最新戦略を読み解く特集。初回配信は9月9日(月)。最終回配信の13日(金)まで全5回でお届けする。

 アマゾンは今年、日本法人を設立して20年目に入った。この間、オンラインショッピングやクラウドサービスが拡大し、今やアマゾンと全く無縁でいられる日本人の方が少ないかもしれない。

 消費者だけではない。アマゾンはあらゆる業界に破壊的な変革を突きつける。アマゾンはこれから、どこへ向かおうとしているのか。アマゾンジャパン幹部のキーマンたちを取材し、20年目に彼らが仕掛ける破壊と創造に迫る。

Day1 9月9日(月)配信
アマゾンが仕掛ける次の一手 列島をのみ込むプライム大波

Day1 プライム襲来Photo by metamorworks/PIXTA

「プライムはショッピングの歴史の中で最もお得なサービスだ」――。アマゾンの創業者兼CEO、ジェフ・ベゾス氏の言葉だ。買い物や娯楽のさまざまな特典を受けられる有料会員制度のプライムは、日本では2007年に始まり、販売者や消費者のあらゆる欲求を満たしながら日本列島をのみ込もうとしている。

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Day2 9月10日(火)配信
アマゾンvsリアル店舗 ファッション攻防戦

Day2 ファッション攻防戦

 今、リアルとネットの融合が急速に進んでいるのが、ファッション業界だ。若い世代を中心にオンラインで服を買う抵抗感が薄れ、EC市場規模が拡大を続けている。資金と最新テクノロジーを武器にそれを狙うアマゾン。一方でリアル店舗の側もデジタル化で対抗する。攻防の最前線を追った。

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Day3 9月11日(水)配信
営業マンが消える日 アマゾンが狙う法人ビジネスの衝撃

Day3 消える営業マンPhoto by bloomberg/gettyimages

 アマゾンが近年強化を図るのは、法人向けサイト「アマゾンビジネス」だ。日本では2年前にサービス開始し、導入企業が加速的に増えている。企業や大学が必要とするあらゆる物品を大量にそろえ、数量割引や相見積もりにも対応する。いずれ営業マンを必要としなくなる時代が訪れるかもしれない。

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Day4 9月12日(木)配信
常識を覆す アマゾン流人事の秘密

Day4 人事の秘密Photo by Kyodonews

 アマゾンの成長を支えるのは、間違いなく世界中から集まる人材だ。年功序列も定年制もなし、異動は本人次第――。そこには一般企業の常識を超えた人事制度がある。一方でアマゾンの社風に馴染めず、組合に駆け込む社員も続出している。アマゾン流人事の秘密を暴く。

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Day5 9月13日(金)配信
アマゾンに立ちはだかる 国家の逆襲

アマゾンジャパン 20年目の破壊と創造Photo by Chesnot/gettyimages

 日本の人口に匹敵する1億人超の有料会員を抱えるアマゾンは、もはや仮想国家というべき存在だ。今、その彼らの前に立ちはだかるのが、リアル国家である。日本の規制当局が、アマゾンを含む巨大デジタルプラットフォーマーの強大化を防ぐべく動き始めた。

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