米電子たばこ大手ジュール・ラブズのクレイグ・ブロマーズ最高マーケティング責任者(CMO)が退社する。カジュアル衣料小売りのギャップやアバクロンビー・アンド・フィッチでマーケティング幹部を務めたブロマーズ氏は、4月にジュールに加わったばかりだった。広報担当者は書面で、ブロマーズ氏が他企業での機会を探るため、近くジュールを辞任したい意向を示したと述べた。ブロマーズ氏はジュール初のCMOで、前職は「ギャップ」ブランド担当のCMOだった。広報担当者によると、ジュールはCMO職を廃止する。広報担当者はブロマーズ氏をコメントに応じさせなかった。ジュールは連邦当局によるマーケティング慣行を巡る調査や製品の8割超を占める風味つき電子たばこの禁止案、電子たばこの吸引に関連した疾患のまん延といった難局に見舞われる中で、事業の大々的な見直しを迫られている。