「デイズ(日産)」と
「eKワゴン(三菱自)」が受賞
今年もカーオブザイヤーのシーズンに入ってきた。
NPO法人・RJC(日本自動車研究者・ジャーナリスト会議)は、12日にツインリンクもてぎで2020年次RJCカーオブザイヤーの最終選考会を開催した。ツインリンクもてぎのコースでの6ベスト全車の試乗を終えた投票の結果、カーオブザイヤーに日産と三菱自の共同開発による軽自動車「デイズ(日産)」と「eKワゴン(三菱自)」が選ばれた。
また、RJCカーオブザイヤー・インポート(輸入車)には、ビー・エム・ダブリューのBMW3シリーズが選ばれた。テクノロジーオブザイヤーには、日産のプロパイロット2.0、特別賞として急速充電規格「CHAdeMO(チャデモ)」のCHAdeMO協議会が受賞した。
RJCは、毎年11月から翌年10月までの1年間に発表・発売された新型車から国産車をカーオブザイヤーとして選び、輸入車はカーオブザイヤー・インポートとして選んでいる。
第1次選考で6ベストを選び、その中から最終選考でカーオブザイヤーを選ぶことになるが、今回は軽自動車が接戦で、ダイハツの「タント」、ホンダの「N—WGN」と日産・三菱自の共同開発「デイズ」・「eKワゴン」が三つどもえとなったなかで、日産と三菱自が初めて共同開発した軽自動車が栄冠に輝いた。