ユニクエストの八田知巳取締役は「提携している事業者に対しては、クレームなどのフィードバックや改善の提案などを行っている。さらに顧客からの評価が高い事業者に優先的に送客をするといったルールを整備することで、今後は顧客満足度を重点的に高めていく」と言う。

 単価が下がっているとはいえ、実際のところ生じているのは、安い葬儀がいいという層と、高くても充実した葬儀をしたいという層の二極化だ。今後は、こうした個別の消費者のニーズを捉え、きめ細かに対応できるプレーヤーが生き残るだろう。