無名の美術教師による初著書だったにもかかわらず、各界のオピニオンリーダーらやメディアで絶賛され、発売1カ月で3万部超という異例のヒット作となっている『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』。先行きが不透明な時代だからこそ知っておきたい「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出す思考法とは? 同書より一部を抜粋してお届けする。

「意味がわからないもの」に直面したとき、「自分の答え」をつくれる人は何をしているか?Photo: Adobe Stock

エクササイズ「100文字ストーリー」

さて、今回は簡単なエクササイズをやっていただきましょう。
ちょっと頭が疲れているなあという人も、気楽に取り組んでいただければと思います。

【100文字ストーリー】
まずはリラックスした状態で、次の絵を1分間じっくりと見てください。

「意味がわからないもの」に直面したとき、「自分の答え」をつくれる人は何をしているか?

次に、「あなたがこの絵から感じたこと」をもとに、100文字程度で短いストーリーを考えます。これはまさに、作品から感じたことを言葉にする「作品とのやりとり」です。

用意はいいですか? それでは、はじめましょう!