図版:キービジュアルPhoto:PIXTA

2000年代までMARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)のトップで、早慶に次ぐポジションにあった立教大。10年代以降は明治大に抜かれた感があるものの、勢いを取り戻すべく改革が進む。推薦入試では語学力重視が特徴。特集『大推薦時代到来!MARCH』(全7回)#5では、そんな立教大の人気と実力、推薦入試の実態などを取材とデータで解明する。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)

「週刊ダイヤモンド」2020年3月14日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。AO・推薦入試は2021年度から総合型選抜・学校推薦型選抜に名称変更

「脱MARCH」を目指し
RJK(立教・上智・慶應)の確立を宣言

 2000年代までMARCHのトップであり、早慶の次のポジションだった立教大学。だが、10年代以降は、明治大学に抜かれてしまった。今回の調査でも、立教と明治の両方に合格した際の進学率で差をつけられている。

 改革をうたう郭洋春総長は、再び勢いを取り戻すべく、創立150周年の24年にMARCHから完全に抜け出して、RJK(立教・上智・慶應)を確立することを宣言している。実際、今回はMARCHの中で、偏差値とグローバル教育度において1位に輝いた。

 MARCH内での立教大の「人気と実力の序列」を6指標で分析したレーダーチャートを見てみよう。