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MARCHの立地ランキングでトップの青山学院大学は、華やかなイメージの一方、就職率トップという底力も付いてきている。推薦入試では、指定校と併設校・系属校からの合格者が多数。高校選びもポイントに。特集『大推薦時代到来!MARCH』(全7回)#4では、そんな青学の人気と実力、推薦入試の実態などを取材とデータで解明する。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)

「週刊ダイヤモンド」2020年3月14日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。AO・推薦入試は2021年度から総合型選抜・学校推薦型選抜に名称変更

主要400社就職率で首位
青山回帰で2強を猛追

 青山学院大学の最大の強みは立地だ。青山キャンパスは東京・渋谷と表参道の中間というおしゃれエリアにあり、今回のMARCHの立地ランキングで1位となった。卒業生には芸能人や女性アナウンサーも多く、華やかさでは日本屈指だ。

 ただし人文系と社会系の全学年が青山キャンパスで授業を受けられるようになったのは2013年からで、それまでは1~2年生は厚木キャンパス(1982~02年度)、相模原キャンパス(03~12年度)に通う必要があった。都心から遠いため、90年以降は人気も偏差値も伸び悩み、明治大学、立教大学に差をつけられた。例えば87年の法学部の偏差値は明治大、立教大と同レベルだったが、13年には5程度も差がついてしまった。

 13年の青山キャンパスへの回帰を契機に、MARCHの2強を再び追い掛ける体制ができたが、早くも結果が出始めている。MARCH内での青学の「序列」を示す次のレーダーチャートでは、立地、入試倍率、主要400社就職率で1位になっている。20年の志願者数は受験生の安全志向で減少したものの、減少率はMARCHでは一番低かった。