2017年に森友学園に国有地が8億円値引きされて売却され、昭恵夫人が名誉校長であったことに加え、さらに、決裁文書を財務省が改ざんしていたこと。

 2018年、加計学園グループの大学に獣医学部を新設する際、愛媛県の文書には首相自身が獣医大学の考えはいいね、と伝えたとされる記述があったり、首相秘書官が首相案件と述べ許認可が特別な待遇で進められたこと。

 2019年、首相主催の桜を見る会で自らの後援会関係者が多数招待された件。

 2020年、昭恵夫人がウィルス自粛期間中に、自粛せずに遊びに出かけた件。

「モリカケ」に関しては、賄賂をもらっていたら政治家としては失格であるが、そうした証拠は出ていない。私は、一国の首相たるものセコいことはしていないと信ずる。

「桜を見る会」に関しては、多少の問題はあろうが、反省して中止している。昭恵夫人に関しては、ファーストレディとしての資質に欠けるのは間違いないが、首相本人の問題ではない。

「今後の相場」を
歴史から見てみる

 最後に、「今後の相場」を歴史から見てみる。過去、長期政権かつ任期中辞任かつ病気理由というケースは存在しないので、長期政権の後、という要素に絞って過去の相場を眺めてみる。

 下表が戦後の長期政権である。1500日を超えた政権は、今回を入れて5回あった。

 ここでは、過去4回のケースの、政権発足日から政権終了後1年間の株価をチャートにした。
池田内閣はこうなった

 1964年は東京オリンピックがあり、それまでオリンピック景気が続いたが、オリンピック終了後に金融引き締めがあり、特に重工業を中心に企業業績が悪化、大型倒産もあり、証券不況が起きた。1965年には山一證券が倒産しかかり、日銀特融を受けている。