食事券購入の競争率は
県によって10倍違う

 一方、27府県でワーストとなったのが愛知県。

 人口754万7000人に対し、販売総額100億円で、1人当たり1325円となる。福井県と比べると、約10分の1しか販売されないのだ。

 なお、多くの府県は府県内在住者でなくても購入ができ、愛知県も同様だ。

 特に愛知県は、岐阜県や三重県などから通勤・通学に通う人が多く、食事券を購入したい人は多くなるだろう。

 例えば、愛知県の隣県である岐阜県(人口197万6000人)と三重県(人口177万人)を加えると、3県合計の1129万3000人が愛知県の食事券を購入することになり、1人当たり販売額は886円に下がることになる。

 また、愛知県の額面総額は100億円だが、販売される単位は1セット1万2500円(購入金額1万円)なので80万セットしかない。1度に2セット購入できるので、全員が2セット購入すると、40万セットで販売終了となる。

 愛知県民だけに販売するとしても、県民754万7000人に対して40万セット。つまり、県民全員のうち、わずか5.3%の人しか手に入れられない、非常に競争率が高いものになっている。

 福井県も、販売総額は愛知県と同じく100億円だが、県民人口が愛知県の10分の1なので、販売セット数を40万とすると、実に52%の人が手に入れることができる。