「ワークマン女子の商品は、機能性が前面に打ち出されている。ファッション性では好みが分かれるのではないか」

 ワークマン女子はおしゃれなアウトドア衣料、機能性衣料という領域を切り拓いたが、果たしてそれが普遍化し万人に受け入れられていくのか。もっとファッション性を望む女性に受け入れられるのだろうかと指摘する。

 厳しい意見だが、なるほどと納得。

ユニクロは
「完全なる部品」を目指した

 確かにワークマン女子では主力の婦人衣料に加え、紳士用衣料、子供衣料もそろえてあり、ファミリーを対象にしている。

 しかし、紳士用、子ども用とも品ぞろえがそれほど多くはないという印象だ。SPAのオリジナル商品を売ろうとすれば、品ぞろえが多少犠牲になるのは仕方ないとしても、ちょっと中途半端感、物足りなさを感じた。

 例えば「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの会長兼社長の柳井正氏はかつて、いや今でも言っているかもしれないが、ユニクロの服は「完全なる部品」を目指していくと自社商品についての方向性を語ったことがある。

 これは、どんな服とも合わせられる服を作るという意味だったろうし、それを目指してきたからこそ、ユニクロの服は我々の『ワードローブ』の中にも複数入り込んだ。