「聴いてるつもり症候群」チェックリスト:自分自身の場合

 本人は人の話を聴いてるつもりなのに、実際はちゃんと聴いてない。そんな部下に悩まされている人や自分自身がそうした状態に陥っており悩んでいる人は意外に多い。

 そうしたケースで問題となるのは、「聴いてるつもり症候群」と私が名づけている兆候だ。

 そこで、「聴いてるつもり症候群」のチェックリストを用意した。ただし、以下のチェックリストに挙がっている項目そのものが「聴いてるつもり」症候群を表しているというわけではない。

 たとえば、「こちらの言うことに対して質問も確認もない」という項目が当てはまるからといって、人の話を聴いてないと決めつけることはできない。遠慮深くて言葉を挟めない性格なのかもしれない。

 大事なのは、多くの項目が当てはまるかどうかである。多くの項目が当てはまるようだと、「聴いてるつもり症候群」の可能性を疑ってみる必要があるだろう。

 まずは自分自身に当てはまるかどうかという視点で、以下の各項目をチェックしてみよう。もしかしたら自分ではまったく自覚がない人でも、人から見れば明らかに「聴いてるつもり症候群」だというケースもよくある。当てはまる項目がいくつかあれば、自分が「聴いてるつもり」症候群に当てはまる可能性があるので、そこを自覚しながら「聴く」ことに意識を集中するように心がけたい。

1.ちゃんと聴いてるつもりなのに、勘違いしていることが多い
2.相手が話すよりも、自分が話していることの方が多い
3.自分ばかりしゃべって、相手の言葉が印象に残っていないことが多い
4.ちゃんと聴いてるのに、上司から「ちゃんと聞け!」と叱られる
5.ちゃんと聴いてるのに、友達や恋人から「興味ない?」と聞かれる
6.ついしゃべりすぎてしまう
7.早とちりすることがよくある
8.人から打ち明け話をされることはあまりない
9.人から相談されることはあまりない
10.周囲の人の事情についてはあまり知らない
11.人の話を聴くより、人にしゃべってスッキリすることの方が多い
12.そのときはわかっていたはずなのに、言われたことを思い出せないことがある
13.人が話しているとき、ついほかのことを考えて上の空になってしまう
14.メールを見て、こんな話になっていたんだっけと慌てることがある
15.相手の話を黙ってじっと聴いているというのは苦手だ