35歳限界説は、もう過去の話
やりたいことをやるのが一番

南 日本という国で育ってきた日本のビジネスパーソンがチャレンジをしたり、リーダーシップを身につけたりするには、どうしたら良いとお考えですか?

佃 キャリアは自分のものです。人のものでもないし、人に左右されるものでもない。人生は一度きりなので、なんでもやってみようと伝えたいですね。転職することが当たり前になりつつある日本は、今少しずつですが変わり始めています。いわゆるエリート層の人材も、一昔前までは一流企業の名刺を持つのが王道でしたが、今ではベンチャーから大手までさまざまです。転職して失うものがあるかと言えば、きっと無いでしょう。残る世界がどうなるか、新しく飛び込む世界がどうなるか、どちらも分かりません。やりたいことをやるのが一番ですね。

南 同感です。そのためには、まず自分の市場価値を知ることが大切ですね。

佃 一昔前までは35歳限界説というのがありましたが、それはもうとっくに無くなっています。選択肢を見つけておけば、何かに行き詰まったとしても方向転換ができる。何歳になってもやり直しはきくのです。

南 自分で限界を感じなければ限界説などありませんからね。市場を見渡して選択肢を持ち続けることが、自分の精神の健全さを保ち続けるためにも必要と言えますね。

転職をすることよりも
転職を考え、自分を知ることが大切

南 きっと、何かやりたいと思っていても、具体的に何をやりたいか分からないという人は多いと思います。そういう方にアドバイスをお願いします。