新生活で新たに口座を開く場合は要注意

 4月1日以降に新規開設した普通預金口座で、Web通帳の選択またはSMBCダイレクトの利用登録を済ませていない、さらに2年以上入出金がなく、かつ残高が1万円未満なら、年間1100円(税込み)がかかる。要は、大した金額も入金せず、ほとんど使わない口座には維持管理のため手数料をかけるぞ、という話だ(※18歳未満または75歳以上、同じ支店に定期性預金口座・外貨預金口座等がある場合は対象外)。

 同様の手数料を発表しているのが三菱UFJ銀行。7月1日以降に開設した口座で、2年以上利用がない場合は「未利用口座管理手数料」として年間1200円(税抜き)を徴収しますとお知らせが来る(ほかに定期預金、外貨預金、投資信託等が1円以上ある、または借り入れがある場合は除く)。お知らせから3カ月たってもノーリアクションだと、この金額を口座から引き落とし、残高が手数料を賄えなくなったら口座を解約する。

 まず押さえておくべき点は、紙の通帳にしろ口座維持手数料にしろ、新規に開く口座のみが対象ということ。これから新生活シーズンを迎え、勤務先や各種引き落とし等の都合で新たに口座を開くときは注意が必要になる。なお、りそな銀行は2004年4月1日新規開設分からすでに年間1320円(税込み)の未利用口座管理手数料を導入している。

4月からATM手数料も上がったり下がったり

 もっと身近な手数料の変更もある。三菱UFJ銀行は4月1日からローソン銀行ATMでの入出金について、時間外・時間内手数料を100円上げる。その代わり、毎月25日と月末日は時間内手数料が無料になる(※この日が休みの場合は前日が無料)。そのほかの提携コンビニATMも、すでに25日と月末は時間内手数料が無料に変更済みだ。

 同じく三井住友銀行も4月5日より、毎月25・26日のコンビニATM時間内手数料は無料とし、それ以外の日は110円引き上げる。ただでさえ混雑する給料日がもっと密になりそうで、これは喜ぶべきか、悲しむべきなのか(ちなみに三井住友と三菱UFJはATMで提携しており、提携を示すステッカー付の店舗外ATMなら、同じく25・26日が無料だ)。

 そういうケチケチしたことを考えたくない人は、ゆうちょ銀行一択しかない。全国の郵便局のほか、ファミリーマート等にもATMの設置がある。なんといっても、時間外はおろか土日祝日も入出金に手数料がかからない。台数も約3万2000台(2020年3月)とセブン銀行ATMを超えている。この先、リモートワークで郊外に引っ越したり、ワーケーションでリゾートで働こうと考えたときにも、郵便局さえあればお金を引き出せるので、やはり最強といえるだろう。