3社が出そろったところで動いたのが、この値下げ競争のきっかけを作ったNTTドコモだった。他の2社に対抗しようと1回5分のかけ放題を外し、2480円に合わせてくるかと思いきや、1回5分のかけ放題は残して2700円という280円値下げで対抗してきたのだ。

 実はこの4月から、消費税の総額表示が義務化される。NTTドコモの場合、2980円では税込み3278円と3000円を超えてしまう。この値下げ合戦では、とにかく3社あるいは4社で横並びの比較がされている。NTTドコモとしては「3000円を超えて見えるのは不利。だけど、ワンプライスは死守したい」ということで、税抜き2700円、税込み2970円で1回5分のかけ放題もセットという絶妙な料金設定をしてきたのだった。

 果たして、ahamoの値下げにLINEMOとpovoは対抗するのかと注目されたが、3月4日になって、LINEMOが1回5分のかけ放題オプションの500円を、1年間無料にするキャンペーンを展開することを明らかにした。

 ちなみにLINEMOは3月17日、povoは3月23日、ahamoは3月26日にサービス開始となる。開始日ギリギリまで、各社とも値下げあるいはキャンペーン発表の「隠し球」を用意しているかもしれない。

無制限プランも値下げ
スマホをたくさん使う人は要チェック

 今回、3キャリアは無制限プランも値下げを行っている。「スマホをたくさん使う」という人はすでに大容量プランを選んでいると思うが、この春以降、今使っているプランでキャンペーンなどの割引が適用されていないのであれば、無制限プランに乗り換えておくといいだろう。それだけで1000円以上は安くなる。

「毎月、20GBも使っていない」という人も、オンライン契約できるのであれば、3月から始まるオンライン専用プランに乗り換えることをオススメする。NTTドコモとKDDIは小容量のプランに関しては値下げをしていない。ソフトバンクは料金プランを改定したが、魅力的とは言いがたい。小容量のプランは割高感があるため、3000円以下のオンライン専用プランに乗り換えた方がいいだろう。

 ただし、オンライン専用プランは「キャリアメールが使えない」「留守番電話が使えない」「Apple Watch連携ができない(iPhoneと同じ電話番号で発着信できない)」「オンラインで契約するだけでなく、サポートもチャットで対応しないといけない」といった制限があるので注意が必要だ。

「オンライン契約は苦手」という人は、店頭で受け付け、サポートもありながら、料金プランの安価なUQモバイル、ワイモバイルを選ぶといいだろう。