コロナ禍の前に行われた20年卒の採用。果たして主要企業はどの大学から学生を採用したのだろうか。総合商社、コンサル、金融、メーカー、流通、運輸、情報通信など主要12業種の58の企業別2020年採用大学ランキングを作成した。第8弾は大手通信キャリア3社の採用大学ランキングをお届けする。

 就活生の親世代(バブル世代)が就活していた1990年頃は、携帯電話など存在せず、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクという大手通信キャリアも存在していなかった。90年代に入ってから携帯電話が爆発的に普及し、2010年代にはスマートフォンも普及。その波に乗ってこれら通信キャリア3社は大きく業容を拡大、業績を伸ばしてきた。

 しかし、菅義偉政権になって、状況は急変する。日本の携帯電話料金が海外諸国と比べて高過ぎるとして、大手通信キャリアに値下げ圧力がかかったのだ。直近では各社が月額3000円を切る料金プランを発表して値下げに動いている。今後も通信インフラの整備に継続的に投資が必要な通信キャリアにとっては、通信料金の値下げは業績圧迫要因となるだろう。

 19年の大手通信キャリア3社の「採用大学」ランキングは、ドコモは1位早稲田大学、同率2位が慶應義塾大学と明治大学。KDDIは1位早稲田、2位明治、3位慶應。ソフトバンクは1位早稲田、2位慶應、3位明治の順だった。3社とも、順位は違えども顔触れは早慶明と同じだ。

 果たして20年のランキングの顔触れはどうなったのだろうか。