年収の高い企業が多い
ホールディングカンパニー

 今回のランキングは、従業員の平均年齢を「50代」としただけに、上位企業の8社が年収1000万円を超えるなど、かなり特徴的なものとなった。そもそも日本では、年齢が高いほど年収が高い傾向があるが、上位14社までが年収800万円を超え、高額な企業が目立つ。

 もっとも、これら上位企業を(1)会社の形態、(2)従業員、(3)業種――の3点でみると、大きな傾向がある。

 まず、会社の形態でみると、ホールディングカンパニーが圧倒的に多いということだ。ホールディングカンパニーは「持ち株会社」とも呼ばれ、傘下のグループ企業を「親会社」として統制する役割がある。上位5社中4社、10社中9社がホールディングカンパニーとなっている。

「ホールディングカンパニーが多い」という視点で見ると、そこで働く従業員もグループ企業の「エリート層」であり、事業の運営会社に比べ、少人数であることが多い。このため、総じて年収も高額になるということだろう。

 業種でみると、上位はテレビ局などのいわゆる放送関連やヘルスケア(医薬品関連)、金融(銀行)などで、世間で比較的に高額な年収で知られている業種や有名企業が多い。