米バージニア州の高校教師、ライアン・ティブンズさん(37)は3月から対面式の授業が再開されると知り、あるミッションに着手した。この1年間の在宅勤務で身についた昼寝の習慣をこれからも続けたいと思ったのだ。  ティブンズさんは折り畳みベッドをオンラインで購入し、校舎の奥の小部屋に設置した。今では週に3日以上、30分間の昼休みにそこで12分ほど仮眠を取っている。  学校管理者の許可を得たとはいえ、「まだ落ち着かない気分だ。誰かがふと入ってきてこの状況を理解できず、『学校の奥にホームレスが住み着いている』と言い出すのではないかと」と彼は話す。  だがティブンズさんは幸運なほうだ。