ジャパンキャンピングカーショー2021(千葉県・幕張メッセ)の会場の様子
開催時、首都圏の緊急事態宣言が解除されたこともあって盛況だったジャパンキャンピングカーショー2021(千葉市・幕張メッセ)の会場の様子 Photo by Kenji Momota

ちまたで過熱するキャンピングカーブーム。しかし自動車メーカーはあくまでも「様子見」の姿勢を崩そうとしない。先日開催された日本最大級のキャンピングカーの祭典「ジャパンキャンピングカーショー」でも、車両本体を製造しているスズキ、ダイハツ、ホンダ、トヨタの出展ブースはなかった。その理由とは?(ジャーナリスト 桃田健史)

過熱するキャンピングカーブーム
スズキ、ダイハツ、ホンダ、トヨタの出展ブースはなし

 コロナ禍によるリモートワークの普及も相まって、最近、キャンプやサーフィンなどのアウトドアに加えて「キャンピングカー」にユーザーの関心が高まっている。

 ところが、過熱するキャンピングカーブームに対し、自動車メーカーはあくまでも「様子見」の姿勢を崩そうとしない。
 
 先日(2021年4月3~5日)、幕張メッセで開催された日本最大級のキャンピングカーの祭典「ジャパンキャンピングカーショー」では、全国各地から「キャンピングカービルダー」と呼ばれる企業などが出展し、軽自動車を改良した「軽キャン」(軽キャンパー)や、商用バンを改良した「バンコン」(バンコンバージョン)など、さまざまな種類の車をその場で販売していた。

 軽キャンでは、スズキ「エブリイワゴン」、ダイハツ「ハイゼットトラック」、ホンダ「N-VAN」それぞれをベースとしたキャンピングカーが、また、バンコンでは、トヨタ「ハイエース」をベースとしたキャンピングカーが多いのだが、車両本体を製造しているスズキ、ダイハツ、ホンダ、トヨタの出展ブースはなかった。