マクドナルド、サイゼリヤ…主要外食企業「採用大学」ランキング2020!【全10位・完全版】テイクアウト需要をうまく捉えた企業とそうでない企業で業績は二極化 Photo:Ned Snowman/Shutterstock.com

コロナ禍の前に行われた20年卒の採用。果たして主要企業はどの大学から学生を採用したのだろうか。総合商社、コンサル、金融、メーカー、流通、運輸、情報通信など主要12業種の58の企業別2020年採用大学ランキングを作成した。第15弾は日本マクドナルド、サイゼリヤ、すかいらーく、ロイヤルホールディングスの主要外食企業4社の採用大学ランキングをお届けする。

 コロナ禍での度重なる緊急事態宣言の発出と、それに伴う休業要請や営業時間の短縮などにより、外食業界は大きな打撃を受けた。そんな厳しい環境下で、外食大手の業績は二極化している。

 業績が絶好調なのは日本マクドナルドだ。2020年12月期の通期決算では、コロナ禍をものともせず、全店売上高で過去最高を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大で高まっているテイクアウト需要をうまく捉え、ドライブスルーでの売り上げが大きく伸びた。さらに、宅配を強化したことも業績アップにつながった。

 一方、苦戦しているのがファミリーレストランだ。すかいらーく、ロイヤルホールディングスともに20年12月期は最終赤字となり、21年1〜3月も最終赤字から抜け出せていない。

 そんなファミレスの中で善戦しているのがサイゼリヤ。20年8月期の通期決算は最終赤字となったが、コスト削減などもあり、21年8月期は最終黒字となる見込みだ。

 コロナ禍の収束が見通せない中、厳しい経営環境が続く外食業界では、どのような大学から学生を採用しているのだろうか。