米アップルは26日、アプリ配信サービス「アップストア」の規則を変更すると発表した。ソフトウエア開発者は、アップルのエコシステム以外の支払い方法を消費者に伝えることが可能になる。規則変更は集団訴訟の和解の一環として提案されたもの。規則変更により、一部はアプリ内課金ではなく、別の方法で支払えると消費者を誘導することがより容易になる。アップストアでの支払いについてはアップルが最大30%の手数料を取っている。アップルは昨年、年間収益が100万ドル未満の開発者については手数料を15%に引き下げていた。今回の和解案ではこの変更も維持される。アップルに対しては2019年に複数のアプリメーカーが訴訟を提起。アップストアの運営が反トラスト法(独占禁止法)に違反していると主張していた。
アップル、アプリ開発者による代替支払い誘導を容認へ
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