米フェイスブックが25日発表した7-9月期(第3四半期)決算は売上高の伸びが鈍化した。同社はアップルによるアプリの個人情報保護ルールが引き続き先行き不透明感をもたらしていると警鐘を鳴らした。  アップルは4月、ユーザーに追跡を希望するか否か確認することをアプリに義務付けた。それ以降で初の完全な四半期決算となった今回、フェイスブックの主要な収益源である広告収入の成長は鈍化した。アップルのルール変更により、広告主は適切な対象に向けて広告を打ったり、広告効果に関する情報を得たりすることが困難になった。