ワイルドと上質が融合した造形
室内は快適指向

 アウトバックは、レガシィで培ったワゴンの走りと機能性。そして本格SUVに匹敵する走破性を兼備したマルチモデルだ。「知的好奇心を刺激し、新たな発見を促すクロスオーバー」を開発コンセプトに掲げる6thモデルもその伝統を継承。逞しい造形がアピールポイントになる。エクステリアは伸びやかなシルエットと、厚みを増したボディパネル、そして力強いクラッディング処理が個性的。フルLEDヘッドライトは横長形状。レヴォーグや最新フォレスターとはイメージが異なる。

レガシィ・アウトバックXブレイクEXレガシィ・アウトバックXブレイクEX Xブレイクはアウトドアシーンでの使い勝手を磨いたワイルド仕様 各部ブラックカラー仕上げ シートは防水性を高めたポリウレタン仕様 メカニズムはリミテッドと共通

 リミテッドとXブレイクの識別点はルーフレールと各部のカラー処理。上質感を強調したリミテッドはアメリカンタイプの横バー付きルーフレールと各部メッキ処理の組み合わせ。対してXブレイクは使い勝手を重視したラダー式ルーフレールとスパルタンなブラックカラー処理を採用。「道具感覚」を表現した。

リミテッドとXブレイクラインアップはリミテッドX(写真右)とXブレイクEX(同左)の2グレード 識別点はルーフレール形状と各部のカラー処理 リミテッドはメッキ仕上げで上質さを演出

 ボディサイズは全長×全幅×全高4870×1875×1675mm(リミテッド)。旧型と比較して全長は50mm長く、全幅は35mmワイド、全高は70mm高い。世界戦略モデルらしく、日本の道路環境では大きめの設定だ。だが実際の使い勝手を左右するドアミラーtoドアミラー(2067mm)は旧型と共通。5.5mの最小回転半径も変わらない。最低地上高は旧型より13mm高い213mm。雪道や悪路でも安心度は高い。

SUBARUレガシィ・アウトバック・リミテッドEXリアビューSUBARUレガシィ・アウトバック・リミテッドEX アウトバックは主力市場の北米で月間2万台以上のセールスを誇る世界戦略車 駆動方式は伝統のアクティブトルクスプリット4WD 最低地上高は旧型比13mm高い213mmを確保 雪道や悪路で信頼の走りを披露する ボディカラーは写真のブリリアントブロンズメタリックを含め全9色をラインアップ

 インパネは上質で機能的な造形。レヴォーグと共通イメージの大型11.6インチセンターディスプレイと12.3インチフル液晶メーターが目を射る。センターディスプレイはナビゲーション機能や各種操作系を集約した多機能設計。メーターはオーナーの好みと走行状況に応じてデザインが切り替えられる。

SUBARUレガシィ・アウトバック・リミテッドEXインパネSUBARUレガシィ・アウトバック・リミテッドEX インパネは11.6インチセンターディスプレイと12.3インチフル液晶メーターを備えたデジタル仕様 ドライバーの運転状態を見守るモニタリングシステム標準 上質な仕上げ
SUBARUレガシィアウトバック、ついに日本登場!最新メカニズムの上質クロスオーバーレガシィ・アウトバックXブレイクEXのインパネ