今回は、スバルの新SUV「レヴォーグ レイバック」編の3回目。ワゴン車の「レヴォーグ」の車高を約70mm引き上げて「レイバック」にしたのは以前の試乗記にも書いたとおりですが、実際に乗ってみて驚くのは、レヴォーグとレイバックの乗り心地がかなり違うこと。車高を変えただけでこんなに変わるものなのでしょうか?前回に続き、開発者インタビューをお届けします。(コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ)
トライアスロンの大会のため、石垣島に来ています
みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。
トライアスロンの大会に出場するため、石垣島に来ております。花冷えと言うのでしょうか、4月も後半だというのに肌寒い日が続く東京から、真夏の石垣島へ。午前10時過ぎに空港に着いた段階で既に気温は30℃超。これは明日のレースが思いやられます。
土曜日朝イチの便はトライアスリートであふれています。我々の搭乗したJAL便には、なんと55台ものバイクが積まれていたそう。しかしさすがは石垣空港、バイクの扱いには慣れています。預けたコンテナは、驚くほど早い時間に出てきました。
レース直前までバタバタしていたので、練習もできていないし、バイクのメンテもしていない。ケースから取り出して組み上げると、どうもギコギコと変な音がします。早速プロに診ていただきました。
このオイルの差し方にもコツがあるようで、彼はチェーンが小さく曲がった部分に差しています。「むやみに差しても意味がありません。まっすぐの部分に差すと、チェーンの継ぎ目の中央部にきちんと油が回らない。こうして角度が付いた部分に差すと、中まで回るんですよ」とのこと。なるほど。プロはこうした細かい部分にも心を配るものなんですな。
レースレポートは次号で。練習していないから当然ですが、豚のようなタイムでした。面目次第もございません。
ということで本編へと参りましょう。スバル「レヴォーグ レイバック」の開発者インタビュー、続編です。