ブレットとは?

 次にブレットだ。

 LP・セールスレターの中でベネフィットや条件などを表現する箇条書きを「ブレット」という。

 ブレット(Bullet)とは「弾丸」の意。

 箇条書きに使われる「・(なかぐろ)」が弾丸の痕に似ていることからブレットと呼ばれている。これをブレッ「ド」と呼ぶ人がいるが、「ブレッド(Bread)」だとパンの意になってしまう。正しくは「ブレット」だ。

 ブレットは「・」で表現されることが多い。

 だが、■、◆、●、レなどのときもある。形式は問わない。箇条書きでまとめられているものを「ブレット」と呼ぶ。

 次の事例は「レ」を使った事例だ。

【9割の人が知らない】<br />読みやすい&ライティングスピード劇的アップ!<br />「サブヘッド」と「ブレット」とは?出所:イーディーエル株式会社「スマートワークビズ」ウェブサイト

 次はブレットに見出しの型を使った当社の事例で、「ご紹介」「3ステップ」「とは?」がそれだ。

【9割の人が知らない】<br />読みやすい&ライティングスピード劇的アップ!<br />「サブヘッド」と「ブレット」とは?出所:アルマ・クリエイション株式会社LP

 ブレットの場合も、サブヘッドと同じように、考えすぎず、サブヘッドで紹介したのと同じ型を使うと、ライティングのスピードアップにつながる。

 次回は、「コピーライティングは言葉で売る技術ではない!」という点を紹介しよう。

P.S.『コピーライティング技術大全』の活用法を解説したセミナー動画をご覧いただけます。
(この動画は予告なく終了することがあります)

(本原稿は、発売たちまち大重版となった、神田昌典・衣田順一著『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』からの抜粋です)