11月に開園を控えたジブリパーク。そのコンセプトや特徴は、普通のテーマパークとどう異なるのか。なぜ、愛知県に誕生するのか。特集『名古屋大激変! 教育・マンション・産業』(全10回)の#8では、さまざまな疑問をジブリパークのキーマンである岡村徹也プロデューサーにぶつけた。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)
ジブリパークが愛知県にできる理由
「名古屋」と「ジブリ」に意外な共通点
――ジブリパークが愛知県に建設されることになった経緯について教えてください。
もともとは愛知万博の際に「サツキとメイの家」を展示したり、2015年には愛・地球博記念公園で「ジブリの大博覧会」を開催したりするなど、愛知県とジブリとは多くの接点がありました。
そうした中、記念公園の有効活用を図りたい愛知県側の猛烈なアプローチに、映画以外でコンテンツの活用を模索していたジブリが応えた結果、今回の提携が実現しました。
ただ、もう一つ重要な点があって、実は、名古屋の人とジブリって意外な共通点があるんです。
――名古屋とジブリの共通点ですか?