アジャイル仕事術を構成する5つの力

 本連載では、「アジャイル仕事術」を次の5つの力に分けて解説します。

 1.構想力:独自の未来を構想する
 2.俊敏力:素早くアウトプットを出す
 3.適応力:環境に柔軟に対応する
 4.連携力:特性の異なる人と協働する
 5.共創力:コラボレーションして価値を生む

 アジャイル仕事術では、小さなチームで素早く成果を出すことにこだわります。素早く判断するためには、誰かからの指示を待つのではなく、各人が「1.構想力」を持って自律的に考える必要があります。

 また、「2.俊敏力」と「3.適応力」を持つことで素早くアウトプットして、外部からのフィードバックをもとに柔軟に変化させることができます。

 さらに、小さなチームで機動的に成果を出し続けるためには「4.連携力」と「5.共創力」が求められます。VUCAの時代においては、必ずしもやるべきことが明確には決まっていない中で、多様なメンバーを集めてスピーディに成果を出していく必要があります。