ひろゆき氏（撮影：榊智朗）
SNSの総フォロワー数は300万人を超え、YouTube動画の月間再生数は3億回を超えるなど、現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の代表作『１％の努力』では、「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、人生の原点をマジメに語ったが、さらに9月には待望の続編『99%はバイアス』の発売が予定されている。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。（構成：種岡 健）
ハラスメントへの対処法
このご時世、ハラスメントには厳しい目が向けられます。
「まだ結婚しないの？」「子どもは作らないの？」というような言動は、職場の飲み会ではもちろん、友達同士でもなかなか聞けないようになっています。
とはいえ、古い考えの人はいます。
そういうことを平気で聞くことによって、腹を割って話そうとして、あなたと仲良くなろうとしてくる人もいます。
そこで、どんな言い返し方をすればいいのか。僕の考えを述べてみようと思います。
職場のセクハラは絶対にNG
先ほども述べたように、こういう発言は、職場の人間関係では絶対にNGです。
あまりにしつこければ、社内で対処してもらったほうがいいでしょう。
ただ、仲のいい友達同士だったり、家族や親戚での会話であれば、なかなか対処が難しいと思います。
そこでおすすめなのは、「笑いで返す」という方法です。
友達相手なら「ふざけるだけ」でいい
そもそも、相手がおかしいことを言ってきているのです。
それを受け止めた上で、相手が「失礼なことを言った」という気にさせないために、わざとふざけたことを言いましょう。
「そうだよね～。仕事やめて婚活の旅に出ようかな～」
「誰か子ども譲ってくれないかな～」
と、適当にふざけたことを言って、その場だけヘラヘラ笑ってしまえるようにすればいいのです。
これを職場でやってしまうと、セクハラ相手が調子に乗ってしまうのでNGですが、友達や親戚なら、これくらいで受け流せばいい。
あまりにひどいときは、周りの誰かが「ほら、そんなこと聞いたら失礼じゃない」とフォローしてくれると思いますし、相手もそんなに悪気はないはずです。
友達や家族に対して、本気にして怒ってしまうと、後から仲直りしにくいと思うんですが……、親しい人同士でもそういうことは許されない社会なのかもしれませんね……。あなたはどう思いますかね？
本名：西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。著書に、45万部を突破したベストセラー『１％の努力』（ダイヤモンド社）がある。
