売れない人は数日間、
お客様を放置してしまう

 約9割の人は、その後、オンライン面談でお会いするまでの数日間、お客様を放置してしまっています。

 するとどうなるか? 連絡なしのキャンセルや当日のドタキャンが多発します。

 その理由の一つは、商品やサービスを求めるお客様の熱量は、広告をクリックした瞬間が沸点で、時間の経過とともにどんどん下がっていくことにあります。

 申し込んだときは、ほしくて仕方なかったけれど、10日後には、いろいろ考え直して、「やっぱり、いらないかな……」と、なってしまうからです。

 また、そもそも、オンラインセールスのアポイントメントは、実際にお会いするアポよりも、ドタキャン率が高いのです。

 営業マンが出向くにしても、お客様に来店いただくにしても、待ち合わせ場所までの交通機関を調べるとか、接遇の準備をしておくといった手間がかからない分、うっかり忘れられ、「まあ、いいか」と、軽く扱われてしまいやすいのです。

 このように、せっかくお申し込みいただいても、セールス当日まで放置してしまうと、興味を失わせてしまったり、申し込んだこと自体を忘れられたりします。

 そのために、やり手のセールスパーソンは、あの手この手を使ってクリックした瞬間の熱量が冷めないような工夫を凝らしています。

 いったいどんな?

 アポイントの約束を忘れられないようにするには、どうしたらいいでしょうか?