Instagramで「稼ぐ」には?収益化4つのコツ
インスタグラマーの収益モデル概要がつかめたところで、収益化できるアカウントづくりのコツを見ていこう。
(1)テーマとゴールをしっかり設定する
Instagramのアカウントをつくる際に重要なのが、テーマとゴールの設定だ。著名人でもない一般人の日常を投稿しても、なかなか興味を引くことは難しい。インスタ王子は「ニッチではあるけれど需要のあるテーマ」に特化することを推奨している。
上記はひたすらカルビーのポテトチップスについて投稿するアカウントだ。ポテトチップス自体にファンが多いのでフォロワーを獲得しやすく、地域限定や期間限定の商品もあってニッチなわりにネタも枯渇しない。
また、企業案件が欲しいのか、自分が有名になりたいのか、お店に人を呼びたいのかなど、自分のゴールを決めることも大切だ。例えば飲食店のアカウントや高額な商品販売につなげることを目的としたアカウントの場合、フォロワー数が少なくても、そのフォロワーたちをしっかりファン化できれば収益を上げることができる。
(2)適切なユーザーネームと名前を付ける
収益化を目指す上で意外に盲点となっているのが「ユーザーネーム」と「名前」。ユーザーネームと名前は格好のアピールの場であるにもかかわらず、適切なユーザーネームが付けられていないアカウントが多い、とインスタ王子は指摘する。
例えば自分が経営する飲食店をPRするためのアカウントであれば、店名だけではなく地域名や料理ジャンルなどの記載は必須だ。知名度のある企業やお店の公式アカウントの場合は、英字名にフリガナを入れたり、略称などを入れたりすることで、検索に引っ掛かりやすくなる。
上記アカウントのユーザーネームは「gotanda_gourmet_guide」で、名前は「五反田グルメガイド~五反田のお店を応援し隊~」だ。五反田で飲食店を探している人の検索に引っ掛かりやすく、お店からのタイアップ依頼なども生まれやすい。ユーザーネームを付ける際は、どんなアカウントなのかがわかりやすい名前を付けるよう心がけよう。