――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米半導体大手クアルコムは、実入りのいいアップルの「iPhone(アイフォーン)」向け事業をまだしばらくは維持することになる。良くも悪くもだ。  クアルコムは2日午後に行った7-9月期(第4四半期)決算電話会見で、同社のモデム用半導体チップが2023年秋に発表される見込みの次世代iPhoneの「大部分」に搭載される見通しだと明らかにした。