米電気自動車(EV)メーカー大手テスラが独自の急速充電ネットワーク「スーパーチャージャー」を他メーカーのEVにも一部開放すると決定したことで、テスラの顧客からは待ち時間の増加を懸念する声が出ている。  シアトル在住のテスラ車オーナー、ジョン・サージェントさんは、市内のスーパーチャージャーはすでに需要に追いつかない状況で、他のEVにまで開放すれば問題がさらに悪化すると話す。  「一層混雑しないか、何より非常に心配している」。シアトルはEV普及が特に進んでいるとして、ただでさえ「テスラはスーパーチャージャーの整備を加速させる必要がある」と言う。