21日の米株式相場は下落。決算を発表したホームセンター大手ホーム・デポは弱気の見通しを示し、市場全体の地合い悪化を招いた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長期化するとの懸念が市場で強まっていることも重荷となった。今年の米国株は上昇基調で始まったものの、このところ景気の力強さを示す指標が相次いでおり、金融政策の先行きに対する投資家の懸念が高まっている。ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比697.10ドル(2.06%)安の3万3129.59ドル。S&P500種指数は81.75ポイント(2.00%)安の3997.34、ナスダック総合指数は294.97ポイント(2.50%)安の1万1492.30で引けた。