――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  インテルが手をこまねいていたと責めることはできない。  インテルが昨年初めに、野心的――かつ巨額の支出を伴う――再建計画の概要を明らかにして以降、高額な配当の原資確保を巡り疑問の声が上がっていた。同社の競争力や、今も半導体の売り上げの大半を生み出しているパソコン市場の縮小が懸念されて株価はさらに下落したため、配当はなおさら気前の良い印象を与えていた。