【OK!】「若手社員の気持ちをきちんと把握するのが最優先ですので、まずマンツーマンでの面談の時間を確保し、若手の考えを徹底的に聴き出したいと思います。
私の経験では、1回で終わらないことが多かったので面談回数を増やし、時間をかけて粘り強く取り組んでいきたいと思います。
不満な点があるなら、本人に問題があるのか、職場環境に問題があるのかを見極めて、こちらで改善できる内容であればできる限り応じます。
育成には近道はないと思っています。時間はかかりますが、地道に真摯に本人に向き合うことが大切と考えます。特に今の若手はかまってほしい気持ちが強いので、声かけを欠かさない等、関わりを持ち続けることがコツだと思っております」
方法は独自のものでかまいませんが、問題は若手にフォーカスしているか否かです。育成経験がある場合は、自身の経験から導き出した内容を盛り込むと非常に効果的です。
メンタル不調を来した部下に、
どう対処しますか?
○面接官が知りたいのはココ
昨今の労務問題や対処法について、知ってるよね?
間違った認識でミスリードしないよね?
大前提として、自分だけで全てを解決しようとする回答はNGになります。
たとえば「自分の部下ですので、その不調の原因が何なのか、しっかりと追及して、何とか不調状態から脱却できるように全力を尽くします」というのは、典型的なNG回答です。
今のメンヘル問題は非常に複雑で一筋縄では解決に至りません。人事やカウンセラー、産業医などと協調して臨まなければなりません。
メンヘルに関して一定以上の知識がある人なら、「私なら部下がつらそうなら、『頑張れ! 君に期待している』と励まし続けます」という回答が逆効果でNGなのはお分かりでしょう。
このような素人判断が一番危険で、面接官もこの危険性を認識している人物かどうかを、事前に把握しておきたいと思っているのです。
したがって、王道の回答が求められます。
上司として普段の仕事ぶりや様子を見ながら、専門家であるドクターやカウンセラーの指示を仰ぎ、人事とも情報を共有しながら、社員の復調をサポートしていく、という内容です。
○たとえばこういう人の場合
42歳男性、大卒。現在まで新卒入社した1社にて勤務。
今回は初めての転職で、同業種・同職種への応募(管理職候補)。
【NG!】「きっといろいろと抱え込んでしまうタイプなのでしょう。愚痴や不満をしっかり聴いてガス抜きしてあげたいと思っています」
問題の深刻さを認識していないと見なされます。自分だけで解決しようとするのは厳禁です。
【OK!】「素人判断せずに、まず心療内科などの専門医に診てもらうように勧めます。そして診断結果を元に、この先のことを考えたいと思います。
こういった症状の場合は、休むことが何よりの特効薬と聞きます。仕事のフォローはこちらで行うとして、社内の休業制度を活用して休ませることも大事でしょう。こういった制度運用や手続きについては人事部と相談しながら、進めていきたいと思います。
こちらが良かれと思って軽くかけた『頑張れ』とか『期待している』という言葉が、逆に重荷になると聞きます。
デリケートな問題ですから、専門家と協調しながら、現場では温かい気持ちで部下に接していきます」
ここで独自性を出す必要はありません。自分だけで解決しようとしないで、専門家と協力し合って問題に向き合っていくという、定番中の定番の回答をすれば良いです。








