確率の掛け算は3個以上でも出来る
前項で説明した確率の掛け算は、物事が2つの場合だけでなく、物事が3つ以上の場合でも通用します。たとえば
・じゃんけんの1回目で勝つ確率が0.7(70%)
・じゃんけんの2回目で勝つ確率も0.7(70%)
・じゃんけんの3回目で勝つ確率も0.7(70%)
であるとき、3連勝する確率は0.7×0.7×0.7=0.343、つまり34.3%です。
最終的に成功する確率は?
それでは、成功率が20%の物事に取り組むことを考えてみましょう。一体何回挑戦すれば「全部失敗する確率」をほぼゼロに、たとえば10%以下にすることができるのでしょうか。
50回でしょうか。100回でしょうか。予想してみてください。(ただし、1回目に失敗したから2回目も失敗しやすい、ということはないものとします)