子どものときから体を動かすことが大好きだった僕は、トレーニングがストレスになったことはありません。なにせ、あまりストイックにならず、テキトー(適当)に楽しんでますから(笑)。だから、忙しくてジムから足が遠のくと、なんとなく体がしゃっきりしないというか、もやもやするというかフラストレーションが溜まります。

「貯筋倍増計画」などは掲げていませんから、「ちょっと上を目指す」ぐらいの気持ちで良い加減にトレーニングに励んでいます。

「ちょっと上」のトレーニングを丁寧に継続していけば、「筋肉ムキムキ」になることもありませんが、貯筋が目減りすることもないでしょう。

食べる順番で
「たん活」効果をアップ

生島 料理好きの妻のおかげで、毎食、主菜に「魚」と「肉」がダブルで並びます。

 つまり「ダブルたん活」。これで「たん活」も順調……と書きたいところですが、年齢とともに食べる量が減ってきて、メインディッシュにたどりつく前に満腹ということが増えてきました。

 ところで、あなたは食事のとき好物を真っ先に食べるタイプ? それとも最後に食べるタイプですか? どちらのタイプにも、それぞれ言い分があります。

 真っ先派は「あたたかいうちに・お腹が空いているうちに食べたい」。最後派は「楽しみはとっておいて、ゆっくり味わいたい」。この大論争(?)に終止符が打たれるときが来ましたよ!

 70歳からは「食べる順番は栄養素で決める」。

 食べる順番に気をつけるだけでダイエットの効果があることはよく知られていますね。一般的には次の順番がヨシとされています。

(1)汁物(お味噌汁やスープなど) (2)副菜(煮物、サラダ、キノコ、海藻類など) (3)主菜(魚、肉、卵など) (4)主食(ご飯、パン、パスタなど)

 これは野菜(ベジタブル)を最優先にする「ベジファースト」の食べ方です。

 体重を気にしていた頃は僕も「ベジファースト」を実践していましたが、主菜にたどりつく前に「お腹いっぱいだ~」となってしまうこともたびたびありました。