2024年「中学受験」直前! わが子が成長する中高一貫校&塾#8Photo:PIXTA

全国的に中学受験熱が高まりを見せているが、合格はゴールではなく、入学してからが本当のスタートだ。【東海圏その他】のエリアで、生徒を伸ばしてくれる中高一貫校はどこなのか?特集『わが子が成長する 中高一貫校&塾』(全34回)の#8では、偏差値55未満と55以上の2部門に分けて「お得度」ランキングをお伝えする。(ダイヤモンド編集部)

「週刊ダイヤモンド」2023年10月28日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

入りやすいのに難関国立大や
早慶上理も狙える学校は?

 中学入試の偏差値がそこまで高くなくても、難関国立大学や「早慶上理」「GMARCH」「関関同立」などの名門大に多数の生徒を送り出している中高一貫校は存在する。

 そうした「お得」な学校を見極めるべく、ダイヤモンド編集部は大学通信の協力を得て、6年前の2017年度に中高一貫校に入った生徒が23年度にどこの大学に合格したのかを調査した。

 6年前に比べて偏差値が急上昇した学校もあるため、直近の入学時と卒業時の偏差値を回帰分析して学力伸長度を判定。「レバレッジ度ランキング」を作成した。

 ただし、中には特進コースの生徒が合格実績を稼いでいる学校や、高校からの入学者を受け入れている学校もある。受験校選びに当たっては、説明会などにも参加して、数字の背景にある「実態」もよく確認してほしい。

【東海圏その他】のエリアでは、偏差値55未満と偏差値55以上に分けて2種類のランキングを用意した。

次ページでは、偏差値55未満のランキングを大公開! 1位の学校は「入り口」の偏差値が45だが、東大8人をはじめ旧七帝大に17人が合格。また、ベスト10には同一県から6校がランクインした。