新・理系エリート#18Photo:PIXTA

中学や高校の受験、大学受験で次世代の理系エリートを育む塾はどこなのか。首都圏、関西、中部、北海道・東北、中国・四国、九州の各エリア勢力マップから明らかにした。特集『新・理系エリート』(全59回)の#18では、勢力マップ第2弾として関西編と中部編をお届けする。(ルートマップマガジン社取締役・編集長 西田浩史)

関西と中部の「塾」勢力マップ
理系エリートが通うのは?

 関西と中部の次世代理系エリート層が最終ゴールにしているのは国立大学。関西であれば京都大学、大阪大学、神戸大学の関西国立大学御三家、中部であれば名古屋大学である。これらの大学への合格実績が高いのは、灘(兵庫)、東大寺学園(奈良)、西大和学園(同)、洛南(京都)、東海(愛知)、南山女子部(同)といった名門中高一貫校だ。

 医学部を除けば、大阪府の北野高校、愛知県の旭丘高校など公立高校勢も十分強い。関西、中部は首都圏ほど中学受験志向が強いわけではない。ではエリート層はどの塾に通うのか。

 次ページでは、中学校や高校受験、大学受験それぞれの塾勢力マップの関西編および中部編を大公開する。