新・理系エリート#19Photo:PIXTA

今まで取得した単位を生かして、他大学の2年次や3年次に編入学する制度。難関クラスの4年制大学の理系学部に編入学するルートは、実はレア。ここに文系からでも受けやすい“穴場中の穴場”がある。特集『新・理系エリート』(全59回)の#19では、難関大学で編入ができる理系学部・学科リスト、さらに文系からでも受けやすい穴場中の穴場を大公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

レアな理系学部・学科編入リストと
“穴場中の穴場”を大公開!

 難関大学の理系学部に編入学するルートは、実はレア。難関国公立大学が広く募集しているように見えるが、対象が高専生(高等専門学校生)に限られるケースは多い。

 そこで大学院受験予備校講師である赤田達也氏の協力の下、難関大学で編入ができる理系学部・学科をリスト化した(一部、文理融合型を含む)。「編入試験の日程は大学によって異なるので、1年間で10でも20でも併願できる点も魅力」と赤田氏は言う。

 国公立大の理系学部編入は理数系科目と面接が入試科目のところも多い。英語、国語、社会が不得意なために偏差値が低い私立大学の理系学部に進学した学生には、文系科目のない試験で国公立大に再挑戦するルートになる。

 その逆で、文系からでも受けやすいところもある。理系学部・学科では編入自体が入試の穴場なのに、さらに“穴場の中の穴場”があるのだ。

 次ページでは、編入ができる難関大学の理系学部・学科リスト、さらに文系からでも受けやすい穴場中の穴場を大公開する。