政府による「働き方改革」の推進、ライフスタイルや価値観の多様化によって“働き方の選択肢”は広がった。今やフリーランスになる人も珍しくない。
「フリーランス実態調査2020」によれば、日本における広義のフリーランス人口は1034万人にのぼり、この1年でフリーランスになった人は昨年比で8ポイント増加。また、若年層のフリーランス人口の割合も増加している。
新しい働き方を始めるハードルは年々下がる一方で、フリーランスになったものの年間を通して“仕事が獲得できない”といった課題もある。
「フリーランスや副業を始めてみたけれど、スキル習得やスキルアップに課題を感じる人は多く、私たちのサービスに登録している累計115万人のフリーランスの人たちが全員、年間を通して仕事を獲得できているわけではありません」
企業がフリーランスに直接仕事を発注できるプラットフォーム「Lancers(ランサーズ)」を運営するランサーズ代表取締役社長CEOの秋好陽介氏は、課題感をこう口にする。その課題を解決すべく、ランサーズが新たな一手に出た。