漢方をはじめとする市販薬を中心にスタートし、2021年2月に保険薬局の指定を受け、直近ではオンライン服薬指導による処方薬領域にも本格的に参入した。不定愁訴に悩む女性は処方薬や市販薬、サプリなどを併用している割合が高く、YOJOのユーザーからも“かかりつけ薬局”としてそれらを一元管理し、飲み合わせの確認や適切な服薬フォローを行うことに対するニーズが強い。

今後は扱う医薬品や健康食品の幅を広げるほか、パーソナライズ提案の質を自動で改善するアルゴリズムの開発などを進めながら「滑らかで個別最適化された医療体験の実現」を目指す計画。製薬企業や薬局など法人からの問い合わせも増えてきているそうで、中長期的にはB向けの事業展開も検討していくという。