【8位】
「自分の恋バナ無いんで、戊辰戦争の話していいすか?」

今年1番の名言は?「名言グランプリ2023」ベスト10

歴史好きの乱会さんのコトバ。学生時代、友人と旅行をした際に恋バナをする流れになり、まわりが順番に恋愛エピソードを披露する中、場をわかせるネタをもっていなかった乱会さんは、戊辰戦争における黒田清隆と榎本武揚の友情話で場をつないだそう。

「好き」のかたちが多様化している今日。自分の「好き」を突き詰める姿勢と、それを受けとめてくれる友人、どちらのすばらしさも伝わってきます。

【9位】
「これだけは忘れるな。自ら消そうとした今日は本当に生きたかった者の大切な未来だ」

今年1番の名言は?「名言グランプリ2023」ベスト10

歌手のGACKTさんが自身のX(旧Twitter)で発したコトバ。不快なダイレクトメッセージが届くことがあると明かした上で、誹謗中傷で悩まされる人にむけておくりました。

このコトバを見て、人を傷つける発言をやめようと思った人がいるのではないかと思わせる、力強い名言です。

【10位】
「少しでも野球っていいな、野球って楽しいなと思ってくれたら、自分たちの望みはかなった」

今年1番の名言は?「名言グランプリ2023」ベスト10

夏の甲子園で優勝を果たし、「日本一になった気持ち」を問われたときに語った、慶應義塾高校野球部・大村昊澄さんのコトバ。エンジョイ・ベースボールを掲げ、あたらしい野球を体現した大村さんたち慶応野球部は、日本の野球史を動かしました。

以上が、「名言グランプリ2023」の結果でした。

今年1番の名言は?「名言グランプリ2023」ベスト10

名言は毎日うまれて、人の心にふれ、人を前にすすめています。その中でも、強く、強く人の心を動かした、名言の頂点たちがここにあつまりました。コトバは人の声から出たら、そのまま消えてしまいます。でも残していけたら、未来にわたって人を前にすすめる原動力になります。それは、人類の財産とも言えるでしょう。

去年まで、心も社会もしゃがんでいたぶん、2023年は、「ジャンプしよう」「行動しよう」という名言たちが集まりました。

2024年、私たちはどんな名言に出会えるでしょうか。