新・理系エリート#31Photo:PIXTA

物理学系学科の偏差値は10年間でどのように推移したのか。ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、物理学系学科の偏差値について10年間の推移が分かる早見表を作成した。特集『新・理系エリート』(全59回)の#31では、全国53学科の偏差値リストを大公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

全国の物理学系53学科
10年間の偏差値推移を大公開

 理学系の学部は、数学系、物理学系、化学系、生物学系、地球科学系、情報科学系、総合理学系などの学科で構成されている。#31で取り上げるのは物理学系だ。

 ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、物理学系学科の偏差値について10年間の推移をリスト化した。ここで目を引くのが、首都圏にある四つの理工系私立大学をくくった「東京4理工」(芝浦工業大学、東京都市大学、東京電機大学、工学院大学)の一つである工学院大の偏差値爆上がりである。

 なぜ工学院大の偏差値は爆上がりしているのか。次ページではその理由を明らかにするとともに、物理学系の全国53学科について、10年間の推移が分かる早見表を大公開する。