【他にもルールがあったという意見】
「修学旅行の風呂時間が短いため、髪の毛を短く切る必要があった」「ドライヤーの使用も禁止だった」など。
【理解を示す意見】
「施設側に迷惑をかけないよう必要なもの」「脱衣所に水滴ついたまま出て床を濡らす人が多いのも事実」「口で教えるだけじゃわからない子がいる」など。
ざっと見る限りでは、「湯船にタオルを入れないなどの入浴指導の必要性はあるものの、目視チェックはやりすぎでは」という反応が多いように見えた。一方で、「口頭で教えるだけでは伝わらないし、大人でもマナーを守らない人がいるからこそ指導が必要だ」という反応もあった。
しかし、これも個人的な意見となるが、マナーを守れない人への「懲罰」を前提としているような全体への指導は、やはり違和感がある。脱衣所を濡らしてしまったら、服を着てから自分たちで清掃する、ではダメなのだろうか。
様々な児童・生徒がいる教育現場で、これが合理的な指導とされるに至る経緯があったのかもしれないが、それにしても納得しづらい。大人がされて嫌なことを子どもになら仕方ない、とする風潮は、そろそろ変えていかなければいけないのではないか
令和になっても繰り返し話題になる
おかしな校則や指導、今後は?
教育現場でのおかしな校則は、ここ10年ほどの間にも繰り返し話題になっている。
スカートの丈や髪型の指定は定番だが、寒い時期でもコートやマフラー、タイツなどの着用が認められていなかったり、下着の色の確認まで行ったり……といったケースは「人権侵害では」という声がある。
【参考】
「ブラック校則」で下着の色を男性教師が確認、防寒着NG…ひどすぎる実態」(2022年5月11日、ダイヤモンドオンライン/岩瀬めぐみ)
https://diamond.jp/articles/-/302250