海外・国内旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「【練馬】大根だけじゃない!
2023年、世界で2番目となるハリー・ポッターのスタジオツアー施設がオープンして注目された東京・練馬区。それとは別に練馬には10人の「魔法使い(シティ・ウィザード)」がいるのを知っていますか? 今回は「ようこそ練馬ぶらり旅」のプレスツアーに参加し、まだ知られていない東京23区の隠し玉、練馬区の魅力を体験してきました。(写真・文/地球の歩き方 加藤)
10人の魔法使いが
練馬を盛り上げる!
東京23区の北西に位置する練馬区は、昭和22年に板橋区から分離独立した東京23区で最も新しい区です。農地面積が23区内で最も広く新鮮な野菜や加工品が手に入りやすく、区内の飲食店でも練馬産の野菜を使った店が多くあります。池袋や新宿、渋谷などのターミナル駅へのアクセスが良いわりに落ち着いた環境が広がることから昔からの住人だけでなく、近隣から練馬区へ引っ越してくる人も多く“都会と自然のバランスが取れた町”という印象です。
区内には農業を営んでいる人が多くいるので、無人の野菜販売所があったり、フルーツ狩りや野菜収穫体験ができる畑が点在しています。都市部に居ながら気軽に農業体験ができ、近隣の市や区からもたくさんの方が訪れます。
そんな練馬区では「ねりまシティ・ウィザード・プロジェクト」と題して、優れた技術や技能を持つ区民を魔法使いとして召喚しており、「シティ・ウィザード・カード」なるトレーディングカードを実際に店に訪れた方にカードを配布するというユニークな取り組みを行っています。
今回のプレスツアーでは、10人の魔法使いのなかから3人の魔法使いに会いに行きました!