無茶な青年の願いを聞き入れてくれた大人により、僕の放送作家生活はスタートし、結果、大学を中退し、この道一本に懸けて放送作家業に突き進み、仕事が調子よくなってきた頃に、親に色んな事情で多額の借金があることが発覚し、その借金を7年間で1億円以上返済し、返済し終わった頃に、なんだか燃えつき症候群みたいになり、ドキドキしたくなって、交際0日で今の妻と結婚。婚姻届を出した日が妻と初めて二人きりになった日で、そんな普通ではあり得ない結婚生活を通して、結婚した後から本物の夫婦になっていき。二度の流産、そして妻は当時、まだ妊活という言葉が広く認知されてなかった頃に、「妊活休業する」と仕事を休み。僕も一緒に妊活してると、自分の精子に問題があることがわかり。ようやく子供を授かって、今度は自分が一年間育休してみたりして。

 と、俯瞰で自分の人生を見てみると、起伏の激しい人生だなと思います。

自分の人生を
おもしろい作品にしよう

 僕はどんな人であっても生き方が一番の作品であるべきだと思っています。

 唯一自分が主人公になれる作品です。

 自分の人生が作品だとすると、自分の動き方次第で、おもしろい作品が書けるはずなんです。

 自分の人生で色々なことが起きてきましたが、全てが「受け身」で起きていることではないんです。

 大学を辞める時、結婚や妊活、育休の決定などなど、自分で決めたことです。結婚に関しては結婚してくれた妻に本当に感謝なのですが、とにかく、大きな決断がいることほど、自分の人生を大きく動かします。

 成功しているように見える人って、自分で大きく舵を切ってることが多い。つまりは、自分の人生って、自分で思い切り舵を切らないと大きく方向を変えないことが多いんです。

 悲しい出来事が起きて、変わることはあります。

 でも、それ以外は、待っているだけだと意外と人生変わらない。

 よく占いで「今が人生を変えるチャンス」とか言われて、そう言われただけで満足して結果何も変わらないという人を多く見受けます。