組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿#17Photo:JIJI

農協は全国で約100の病院を運営している。その運営主体である都道県のJA厚生連(厚生農業協同組合連合会)を束ねる全国組織がJA全厚連(全国厚生農業協同組合連合会)だ。農山村の医療サービスを担っているだけに、批判されることは少ない組織だが、実態はどうなのか。特集『組合長165人が“辛口”評価 JA上部団体の通信簿』(全17回)の最終回では、農協役職員アンケートの結果に基づき、全厚連に対する農協からの支持率などを明らかにする。(ダイヤモンド編集部副編集長 千本木啓文)

農協役職員が「コロナ禍で大活躍した」
「健診で世話になった」とJAの病院に感謝

 ダイヤモンド編集部は、農協役職員アンケートの結果に基づき、JAグループの主要12組織(JA全中、都道府県の農協中央会、JA共済連、農林中央金庫、JA信連、JA全農、JA経済連、日本農業新聞、家の光協会、JA全厚連、全国農政連、みのり監査法人)の支持率を算出した。

 次ページでは、病院や診療所が不足しがちな農村の医療を支える全厚連に対する農協からの支持率や“辛口”のコメントなどを大公開する。