世界のトッププロが激闘を繰り広げてきた国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」は、50回もの歴史を重ねた。しかし、そこには知られざる苦闘があった。特集『ビジネスに効く!ゴルフ場ランキング2024最新版』(全17回)の#10では、ダンロップフェニックストーナメントの苦闘の歴史を解き明かす。(ダイヤモンド編集部 堀内 亮)
ダンロップフェニックスは
一人の無謀な挑戦から始まった
1960年代後半、それは無謀ともいえる一人の男の挑戦から始まった。「ゴルフで宮崎を世界に発信する」。フェニックスリゾート創業者の佐藤棟良氏(故人)が、ゴルフ場開発と世界基準のゴルフトーナメント誘致の構想をぶち上げたのだ。
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