ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本Photo:Patricia Marroquin/gettyimages, PIXTA

未曽有の苦境と言われる鉄鋼業界で、日本製鉄、JFEはいずれも2024年3月期では増益を果たしました。ところが、25年3月期の見通しを見ると、両社で明暗が分かれています。来年以降、真に「勝ち組」となるのはどちらなのでしょうか。日鉄、JFEの決算データや内部の声を取り上げながら、鉄鋼大手2社の「2年後の優勝劣敗」を明らかにします。『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、『豊田章男会長「ルールの見直し」提起の厚顔』と『社外取締役「1万590人」の最新序列を大公開』の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)

日本製鉄・JFEの今期見通しは「意外な明暗」、国内鉄鋼大手“2年後の勝ち組”はどっち?

日本製鉄の看板

 鉄鋼業界は未曽有の苦境と言われている。そんな中でも、日本製鉄、JFEはいずれも2024年3月期では増益を果たした。特に日鉄は、過去最高益をたたき出している。ところが、25年3月期の見通しを見ると、両社で明暗が分かれていることが判明する。来年以降、真に「勝ち組」となるのはどちらなのか。トップメーカーの日鉄を追う2番手JFEによる下克上はあるのか。日鉄、JFEの決算データや内部の声を取り上げながら、鉄鋼大手2社の「2年後の優勝劣敗」を明らかにする。 >>記事を読む

豊田章男会長、法令違反を棚に上げ「ルールの見直し」提起の厚顔…トヨタとホンダで対照的なトップの姿勢

東京都内で開かれた記者会見で厳しい表情を見せるトヨタ自動車の豊田章男会長

 自動車を量産化するために必要な型式認証試験を巡り、新たにトヨタ自動車を含む5社でも不正が発覚した。国土交通省による調査の指示を受けて判明したもので、自動車メーカーの企業統治(ガバナンス)不全が浮き彫りとなった。トヨタの記者会見ではルールの見直しを提言する場面もあったが、ガナバンス強化を急がなければ業界全体の信頼を損ないかねない。 >>記事を読む

社外取締役・総合ランキング【上位5000人】報酬、兼務、業績…6つの軸で独自評価!「1万590人」の最新序列を大公開

社外取バブル2024最新版「10590人」の全序列#1

 ガバナンス改革の旗手として持てはやされる社外取締役。だが、実態はお寒い限りで、それなのに報酬はバブル化している。ダイヤモンド編集部は2年前から社外取の実態を透明化するために、日本の上場企業の社外取を網羅したランキングを紹介してきた。今年も最新版として「全1万590人」を網羅した実名ランキングを完全公開。独自試算で社外取を、報酬や兼務社数、企業業績など六つの軸で徹底評価する。1000点満点で1万590人を完全序列化した。特集『社外取バブル2024最新版「10590人」の全序列』(全14回)の#1では、最新ランキングの前編として、上位5000人の実名と総得点を紹介する。 >>記事を読む

Key Visual by Kaoru Kurata