ランキングの対象は、ITレビューでリアルユーザーのレビューを30件以上獲得した製品(23年4月~24年3月の1年間)に限定した。

 レビューの「満足度スコア」とレビュー件数や市場での検索数などを加味した「認知度スコア」、ユーザーからのアクセス数や、今年度の獲得レビュー比率といった指標を掛け合わせ、総合得点を10点満点で算出。この得点が高い上位50製品をランキングしてある。なお、単体で購入できない製品や無料製品は対象外だ。

 過去のランキングと異なる点として、以前は製品全体の満足度などを評価対象としていたが、今回は同一製品でもカテゴリー(使用用途)ごとに満足度などを評価し、最も高い得点をその製品の得点としていることが挙げられる。これによって、例えば、「ビジネスチャット」としては評価が低いが「web会議ツール」としては評価が高いといった場合に、高い評価の方を反映するようになっている。

 ランキングでは、その製品の順位が、メインカテゴリーの得点によるものなのかサブカテゴリーの得点によるものなのかを区別するため、「メイン/サブ」の表示を加えた。

 前置きが長くなったが、それでは1位から50位までのランキングを見ていこう。